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2011年1月

2011年1月29日 (土)

崖に向かって走る豚の群れ

 「日本人ならイザとなればなんとかなるだろう」
 「みんなが大変なんだから」

 突飛なようだけど,今の日本は太平洋戦争になる前の雰囲気と大差ないように私は思う
 悪い方向に確実に向かっているのにもかかわらず,人々は気づいても気づかなくても事態の深刻さに対して誰も本腰入れて “流れ” を食い止めようとしない
 そのときがくれば何とかなるだろう
 そうやって原爆を落とされて,大変な目にあうのは日本人なのに


 日本の国債のランク付けが下げられたというニュースは,日本ではどの程度報道されているのかよくわからないが,アメリカでは少なからず衝撃的だった
 ニューヨーク・タイムズで,日本の就職難と経済での悪循環の現状について記事が載っていた
 In Japan, Young Face Generational Roadblocks (日本の若者の行く手を阻む旧世代の障壁)
 戦後日本を築き上げた団塊世代だけど,今度は彼らが日本を食い潰して若者の未来を奪いつつある,という記事で,かなりヤバイ内容の記事であった
 インチキくさい日本のマスコミ記事でなく,外部からの目線でこういう日本を掘り下げた記事が書かれると,事態の深刻さがひしひしと感じられる

 NPRでも日本の国債格下げのニュースが報じられていた
 Why You Should Be Afraid Of Japan (日本が怖くなる本当の理由)
 今の日本の危機的状況はアメリカなんてもんじゃなく,ギリシャやアイルランドよりもさらに深刻である・・・ 政府が舵取りを誤るとあんなふうになってしまう・・・ アメリカは日本のようにはなってはならないし,おそらくああはならないだろう
 実にひどい言いようだった
 でも本当のことだろう
 こんなふうに日本の問題点が報道され始めると,当然ながら日本の株価や為替にも影響があって当然だろう
 
 円高のバブルが必ず近い将来はじけるのだろう
 円高のうちに手をうっておくべきことは沢山あったはずだし,まだ間に合うかもしれない
 でも,間に合おうが間に合うまいが,どうせ流されるまま何もしないのだろう
 それが日本人だ

 訂正:首相の「疎い」発言に市場冷ややか、国債格下げで気迷いも
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110127-00000405-reu-bus_all

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